CASE 02化学プラント

操業を止めずに、煙突と配管ラックの
劣化を可視化

停止ゼロ操業しながらの点検を実現
-45%定修時の補修工期
120mゴンドラなしで点検した煙突高さ
導入概要
業種化学メーカー(基礎化学品)
対象設備煙突(高さ120m)・配管ラック・タンク外壁
使用製品AERIS ONE(可視光+赤外線)+ AERIS SCAN
点検形態当社パイロットによる点検代行(年2回)
特記防爆エリア外からの撮影計画を策定し、保安基準に適合

「『定修まで点検できない』が前提の計画づくりから、『いつでも見られる』前提の計画づくりに変わりました。補修の段取りが先に決まるので、定修そのものが短くなった。」

設備管理部 課長(40代)

課題:点検のための停止が、一番高い

高さ120mの煙突は、数年に一度の定修時にゴンドラを組んで点検するのが前提だった。停止1日あたりの機会損失は数千万円規模。「劣化が進んでいそうだが、次の定修まで状態が分からない」という不安を抱えたまま操業を続けるしかなかった。

成果:定修の中身が変わった

操業中に外壁・保温材の状態を把握できたことで、定修前に補修範囲・資材・工法を確定。従来は「開けてみてから決める」だった補修が事前計画化され、定修時の補修工期は45%短縮。赤外線撮影では保温材内部への水分侵入を2箇所検出し、腐食が進む前の処置につながった。

APPROACH

解決までの3ステップ

STEP 1

保安部門と飛行計画を共同策定

防爆エリア・立入制限を踏まえた飛行ルートを設計。緊急着陸地点と退避手順を保安規程に組み込み、工場長承認を取得。

STEP 2

操業中に可視光+赤外線で撮影

煙突は螺旋ルートで全周撮影。配管ラックは保温材の表面温度分布を赤外線で記録し、内部の水分侵入を推定。

STEP 3

劣化マップから定修計画へ

AERIS SCANの劣化マップを基に補修優先度を3段階に分類。定修前に資材発注と工程計画を確定した。

プラントでの運用条件はカタログで。

防爆エリアでの運用実績・保安基準への適合方法も収録しています。