| 業種 | 化学メーカー(基礎化学品) |
|---|---|
| 対象設備 | 煙突(高さ120m)・配管ラック・タンク外壁 |
| 使用製品 | AERIS ONE(可視光+赤外線)+ AERIS SCAN |
| 点検形態 | 当社パイロットによる点検代行(年2回) |
| 特記 | 防爆エリア外からの撮影計画を策定し、保安基準に適合 |
「『定修まで点検できない』が前提の計画づくりから、『いつでも見られる』前提の計画づくりに変わりました。補修の段取りが先に決まるので、定修そのものが短くなった。」
高さ120mの煙突は、数年に一度の定修時にゴンドラを組んで点検するのが前提だった。停止1日あたりの機会損失は数千万円規模。「劣化が進んでいそうだが、次の定修まで状態が分からない」という不安を抱えたまま操業を続けるしかなかった。
操業中に外壁・保温材の状態を把握できたことで、定修前に補修範囲・資材・工法を確定。従来は「開けてみてから決める」だった補修が事前計画化され、定修時の補修工期は45%短縮。赤外線撮影では保温材内部への水分侵入を2箇所検出し、腐食が進む前の処置につながった。
防爆エリア・立入制限を踏まえた飛行ルートを設計。緊急着陸地点と退避手順を保安規程に組み込み、工場長承認を取得。
煙突は螺旋ルートで全周撮影。配管ラックは保温材の表面温度分布を赤外線で記録し、内部の水分侵入を推定。
AERIS SCANの劣化マップを基に補修優先度を3段階に分類。定修前に資材発注と工程計画を確定した。
防爆エリアでの運用実績・保安基準への適合方法も収録しています。